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アメリカ社会を描くGlee [テレビ]

ケーブルで、Gleeを見ている。毎度毎度、いつでも誰でもさっと歌える、という設定がすごいし、中には歌えるようになりたい曲も結構あるので、英語のリスニングも兼ねて、楽しく見ている。
ただ、先週Foxで放映した分は少しショッキングだった。高校内に銃声が響き、とたんに音楽室にいた全員がドアを閉めて静かにした。学校内で、銃の乱射でも起きた場合はどうするか、皆が当たり前に知っているかのような行動だった。慣れている、という意味ではない。全員もう命が終わることを覚悟して遺言を録画したりしていた。殺される恐怖に震えながら、死んでしまうかもという恐怖に泣きながら。
アメリカでは今、こういうことが割とたやすく起こりうるのだというメッセージに見えた。まるで日本で地震対策をするように、乱射対策とでもいうものがあるのかもしれない。

ドラマは結局、乱射ではなく、あるダウン症の生徒のミスで発砲されただけだった。だが、それをスーといういつもグリークラブに意地悪ばかりをする教師がかばって自首するという感動するが先が気になる、という終わり方だった。

さすがにドラマの中でも乱射が頻繁に起きるわけではない。しかし、このエピソードは、銃規制とそれに過剰反応して逆に銃が売れまくり、乱射が信じられない頻度で起きているアメリカの銃社会に一石を投じたと言ってよいものだった。



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