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花子とアン、教会名に気づいた?! [テレビ]

花子とアン、
NHKさん、よくぞ取り上げてくれました。

オープニングにアンが住む家、グリーン・ゲーブルズが出て、
アニメや写真で見慣れた
プリンス・エドワード島の美しい情景が出てくるとは。
それも、アニメなのか写真なのか・・・という
美しい映像。海に臨むシーンはアンの世界そのものですね。

アン・ファンにはたまらない朝ドラです。
なんと、あの茂木健一郎さんもアン・ファンなんですよね。

アン2.jpg

内容にも、どこまで実話かわからないほど、
アンのストーリーが散りばめられていて、
それがまた楽しい。

アンが、いずれ結婚することになる
ギルバートに赤毛をからかわれて、
石版でギルの頭をバシンとやるエピソードは有名ですが、
初回に思いっきり取り入れてましたね。

花子が困った時は想像力で切り抜けるところも
アン、そのものです。

オクタビオ・パス(メキシコのノーベル賞詩人)が時に引用した
「この世でもっとも崇高で哲学的なものは想像力である」
と言ったのは、ボードレール(フランスの偉大な詩人)だったでしょうか。
現代の社会問題の一つである想像力の欠如が
取り上げられてますね。
このドラマのメッセージの一つでしょう。

ところで、花子のお父さんが
駆け込んだ教会の名前が
「阿母里」だったのにはバカ受けしました。
これは、どっから見ても
アンの住んだ村Avonleaアボンリーを
もじった名前ですね。

ちなみに、アン・シリーズ全8巻の
2巻目のタイトルは
"Anne of Avonlea" アボンリーのアン
1巻目が"Anne of Green Gables"
グリーン・ゲーブルズのアン。

赤毛のアンは原語ではAnn of Green Gables.
グリーン・ゲーブルズのアン。
グリーン・ゲーブルズはオープニングに出てくる
三角屋根の家の屋根の様式を言うようです。

詳しくは、松本侑子さんが
『赤毛のアンへの旅』で説明してくれています。
(写真はページの↓↓)

美輪さんがナレーションというのも良いですね。
お弁当のシーンで、
白いご飯じゃないとポロポロこぼれてしまうので
お行儀が悪いのではないんだ、
というナレーションは、
苦労してきた美輪さんの語りで
凄い説得力でした。

アンの話になると、
たくさん書きたくなってしまいますが、
今日はこのくらいでやめておきます。


赤毛のアンへの旅〜秘められた愛と謎

赤毛のアンへの旅〜秘められた愛と謎

  • 作者: 松本 侑子
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2008/03/22
  • メディア: 単行本



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